個人向け国債が、ざわつきはじめていますね。

最近、個人向け国債が少しざわつきはじめていますね。
今まで私は、
「国債かぁ……」
くらいに思っていました。
というのも、私の資産形成は、今のところ配当金投資がメイン。
続いて投資信託。
そして、三つ目の柱といえば、現金資産でしょうか。
現金は安心です。
株のように値下がりすることもないし、必要になればすぐ使える。
ただ、このまま現金資産を眠らせておくのも、なんだかなぁ……とは思っていました。
もちろん、すべてのお金を投資に回すつもりはありません。
これから家を売買したり、引っ越したり、車を買ったり、病気やいろいろ。
「今は使う予定はないけれど、数年後に何か大きな支出があるかもしれない」
そんなお金もあります。
だからこそ、**現金と投資の間に、もう一つ何かないかな?**と思っていたところでした。
そこで、今まで気にはなっていたけれど、手を出してこなかった
「個人向け国債」
について、改めて調べてみることにしました。
そもそも、国債って何?
国債は、簡単にいうと国にお金を貸すことで、その代わりに利子を受け取り、決められた満期に元本が返ってくる仕組みです。
国が発行する債券なので、株式とは性質がまったく違います。
株は企業の業績や市場の状況によって価格が上下しますが、個人向け国債は、額面金額100円につき100円で販売され、償還時も額面100円につき100円。
つまり、価格変動による元本割れを避けながら、利子を受け取ることを目的とした商品です。
そして、最低1万円から1万円単位で購入できます。
毎月発行されているので、まとまったお金ができたタイミングで購入できるのも特徴です。
個人向け国債には3種類ある
個人向け国債には、現在、
変動10年
固定5年
固定3年
の3種類があります。
① 変動10年
名前の通り、満期は10年。
ただし金利は固定ではなく、半年ごとに見直される変動金利です。
金利が上がれば、それに応じて受け取る利子も変わっていきます。
また、金利が下がった場合でも、年0.05%の最低金利が保証されています。
② 固定5年
満期は5年。
購入時に決まった金利が固定されます。
2026年9月募集分では、表面利率が**年2.24%、税引後1.784944%**となっています。
私が今回気になったのはこちら。
配当金投資と比べると、もちろん利回りは低いです。
でも、
「値下がりは避けたい」
「現金を眠らせておくのももったいない」
というお金の置き場所として考えると、ちょっと面白いなと思いました。
③ 固定3年
こちらは満期3年。
固定金利なので、購入時に決まった金利が満期まで変わりません。
2026年9月募集分では、表面利率は**年1.96%、税引後1.561826%**です。
「個人向け国債」と普通の国債は違う
ここが、調べていて私も「なるほど」と思ったところ。
国債には、個人向け国債以外にもいろいろあります。
例えば、財務省が個人向けに販売している新窓販国債には、固定2年・固定5年・固定10年などがあります。
ただし、こちらは個人向け国債とは仕組みが違います。
市場価格で売買されるため、途中で売却すると購入価格を下回って損失が出ることもあれば、逆に売却益が出ることもあります。
一方、個人向け国債は、発行後1年を経過すれば国による中途換金が可能で、元本割れのリスクがありません。
この違いを知ると、
「国債って全部同じじゃないんだ」
と、ちょっと見方が変わります。
1年経てば、中途換金できる
個人向け国債は、発行後1年間は原則として中途換金できません。
でも、1年を経過すれば、いつでも中途換金できます。
その場合、直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が「中途換金調整額」として差し引かれます。
つまり、
「5年間絶対に使えない」
という商品ではありません。
これなら、
「今すぐ使う予定はないけれど、将来何かあったら使うかもしれない」
というお金の置き場所としても考えられそうです。
元本より増えるの?
ここも最初は少し不思議でした。
増えます。
ただし、株のように「元本そのものの価格が上がる」という意味ではありません。
例えば100万円分の個人向け国債を購入した場合、
100万円の元本 + 受け取った利子
という形で、最終的な受取総額が100万円を上回ります。
個人向け国債は、額面金額100円につき100円で償還されます。
つまり、
「100万円が105万円になって返ってくる」
というより、
「100万円の元本は100万円のまま返ってきて、その間に利子を受け取る」
というイメージです。
ここは株や投資信託とは、かなり違いますね。
配当金投資と比べると、利回りは低い
私は配当金投資をメインにしているので、正直、
「2%前後かぁ……」
とは思います(笑)。
配当金投資なら、もっと高い利回りを狙うこともできます。
でも、その分、株価が下がることもあるし、減配する可能性もあります。
個人向け国債は、そういうものとは違う。
大きく増やすためのお金ではなく、守りながら少し利子をもらうお金。
そう考えると、この利回りにも納得できます。
私も現金資産の一部で、少しだけやってみようと思います
私の場合、基本的に「今すぐ使うお金」はありません。
でも、家を売買するとき。
引っ越しするとき。
車を買うとき。
そのほかにも人生では、予定していなかった大きな支出が突然出てくることもあります。
だから、現金を全部個人向け国債にするつもりはありません。
すぐ使える現金は残しておく。
そのうえで、
「当分使わないかもしれないけれど、投資に回すほどではない」
そんな現金資産の一部を、個人向け国債にしてみようかなと思っています。
まずは、ほんの少し。
実際に自分で持ってみることで、
「なるほど、こういうものなのね」
と分かることもあると思うので。
今まで私の資産形成は、
① 配当金投資② 投資信託③ 現金
という感じでした。
ここに、
④ 個人向け国債
という「守りの資産」を少し加えてみる。
資産形成って、ただ増やせばいいわけではなくて、
「いつ使うお金なのか」「どこまでリスクを取るのか」「どれくらい守っておきたいのか」
を考えながら、自分に合った置き場所を作っていくことなのかもしれません。
そんなことを考えながら、今回は個人向け国債を少しだけ始めてみようと思います。
リスクが怖い方にも、選択肢のひとつ
株式や投資信託のように、価格が日々変動する商品に投資することに不安を感じる方もいると思います。
「投資はしてみたいけれど、大きく減るのは怖い」
そんな方にとって、個人向け国債は資産形成の選択肢のひとつになるのかもしれません。
もちろん、配当金投資や投資信託のように大きなリターンを狙うものではありません。
でも、
「現金のまま置いておく」「値動きのある商品に投資する」
その間にあるような感覚で、少しずつ取り入れてみる。
そんな使い方もできそうです。
私自身も、いきなり大きな金額を入れるのではなく、まずは少しだけ。
実際に持ってみながら、自分にとってどんな資産なのかを確かめてみようと思っています。
この記事について
この記事は、私自身が個人向け国債について調べ、資産形成の選択肢のひとつとして検討した内容をまとめたものです。
特定の金融商品や投資を推奨するものではありません。
金利や制度、購入条件などは変更される場合がありますので、実際に購入を検討される際は、最新の情報を金融機関や財務省などの公式情報でご確認ください。
投資や資産運用は、ご自身の資産状況や目的、リスク許容度などを考慮したうえで、ご自身の判断で行ってください。


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