「韓国人にとってキムチとは?日韓夫婦の暮らしで感じたキムチ文化」

韓国人夫にとって、キムチは「おかず」ではない
韓国人の夫と暮らしていると、ときどき思う。
韓国人にとって、キムチって一体どれくらい身近な食べ物なんだろう。
日本人にとっても、納豆や味噌汁、梅干しなど、昔から身近な食べ物はいろいろある。
でも、夫を見ていると、キムチはそれよりもっと生活に入り込んでいるように感じる。
夫にとってキムチは、単なる「辛い漬物」ではない。
むしろ、あって当たり前のものなのです。
初めて韓国で感じた「キムチの存在感」
夫と遠距離恋愛をしていた頃、久しぶりに韓国で会います。
久しぶりに会えた嬉しさで、私は夫に駆け寄る。
……ところが。
近づいた瞬間、
「あ、キムチだ」
と思う。🤣
口から、というレベルではない。
なんというか、全身からキムチの気配がする。
もちろん本人は何も気にしていない。
韓国では食事のたびにキムチが出てくる。
それが普通なのだから、本人にとっては「キムチを食べた」という特別な出来事ですらないのだろう。
私からすると、
「こんなに全身からキムチの匂いがする人、初めて会った😂」
という感じでした。
でも、それくらいキムチが日常にあるということでしょう。
日本人にとっての納豆に近い?
私は、日本人にとっての納豆を少し思い浮かべる。
納豆も、好きな人にとっては「ないと困る」食べ物です。
朝ごはんに納豆。
ご飯に納豆。
冷蔵庫に納豆があると安心する。
ただ、日本人全員が毎日のように納豆を食べるわけではありません。
そして、納豆を食べたからといって、
「今日は納豆を食べたぞ!」
と強烈に意識する人も、それほど多くない。
ところが夫にとってのキムチは、どうも違うらしい。
「キムチを食べないと力が出ない」
と本気で言っている。
もはや食べ物というより、生活の一部。
いや……
エネルギー源なのかもしれない。😂
そんな夫が美容業になった
そんな、どっぷりキムチにまみれて育ったような夫が、今は美容業で働いている。
そして私は。
「今日からキムチはNGです。」
🤣
本人からしたら、
「え????」
でしょう。
今まで普通に食べてきたものを、
「仕事だから食べないで」
と言われるのだから。
しかも美容業は、お客様との距離が近い。
施術をする側とされる側の距離も近い。
サロンは癒しの場所でもある。
そこにキムチの強烈な香りが漂っていたら……
さすがに困る。😂
だから我が家では、定休日の前夜だけキムチ解禁。
「明日は休みだから、好きなだけ食べていいよ」
という、謎のキムチ許可制になっている。(笑)
それでも夫は、ときどき仕事のある日にこっそり食べる。
そして私にバレる。
「キムチ食べたでしょ!!」
「食べてない」
「いや、匂いするから!!」
このやり取りを何度繰り返したことか。
長年の習慣は、そう簡単には変えられない
私は夫を見ていて、
「そんなに食べたいのかよ😂」
と思う一方で、
まあ、仕方ないのかもしれないな
とも思います。
子どもの頃から、食卓に当たり前のようにキムチがあって。
家族も食べていて。
外食してもキムチが出てきて。
韓国で暮らしていれば、生活の中にキムチがある。
そんな環境で何十年も過ごしてきた人に、
「今日から仕事だからキムチは禁止です」
と言っても、
「はい、わかりました!」
と簡単に切り替えられるものでもないのでしょう。
依存症という意味ではなく、長年の習慣や文化として身体に染みついているという意味で。
だから私は今日も叱りながら、ちょっとだけ同情している。
……まあ、仕事中に食べたら叱るけど。🤣
リタイヤしたら、好きなだけ食べてください。





コメント